阪神は13日の楽天戦(楽天モバイル)で2―3と敗れ、4夜連続となる悪夢の逆転負け。藤川球児監督は「あまり継続して考える必要がないんですけど、早く断ち切れないといけないと思います。自分自身は全く継続して考えていないんですが、選手たちが早く断ち切れるようにしなければいけないですね」と厳しい表情を浮かべた。
両軍無得点の3回には二死から3番・森下、5番・大山の適時打で幸先よく2点を先取。先発・村上もこの流れに乗りたいところだったが、4回先頭・浅村に四球を与えたところから崩れた。一死から渡辺佳、宗山の連打を浴びて満塁のピンチを背負い、辰己の犠飛、武藤の2点適時三塁打を浴びて逆転を許し、そのまま力尽きた。
エース右腕でも連敗を止められなかった藤川阪神。まさに〝弱り目にたたり目〟なのかもしれない。チームはリリーフ右腕・石井&石黒がケガで戦線を離脱するなど、万全とは言い切れない状態。打線も好機こそつくりながら、あと1本が出ず投打がかみ合わない試合が続いている。
それだけではない。交流戦前の広島戦(マツダ)から5カード中、4カードがビジターでの3連戦となっており、チームの面々は人知れず強行日程を強いられている。マツダ―エスコン―甲子園―ベルーナ―楽天モバイルと全国各地を飛び回り、この2週間の総移動距離は約6000キロにも達した。セ・リーグのレギュラーシーズンにはない「大移動」が実は大きな足かせとなっている。
チーム内からは「正直キツいですよ」と嘆き節が噴出し、さらには「パ・リーグの選手はずっとこれを繰り返してると思うと、本当にすごいと感じてますね…」との声も飛び交っている。どうやら慣れない「大移動」も、悪い流れを断ち切れない一因となっているのかもしれない。
それでも62試合で貯金10、セ2位・DeNAとは2・5ゲーム差でリーグ首位を堅守している藤川虎。負のスパイラルを何とか断ち切り、再び上昇気流に乗っていきたいところだ。












