悪循環の遠因は――。阪神は12日の西武戦(ベルーナ)に1―4で3夜連続の逆転負け。今季2度目の同一カード3連敗を喫した。
守乱&走塁ミスが目立つフラストレーションがたまる一戦だった。2回は右翼手・佐藤輝、4回には左翼手・森下がそれぞれ後逸。いずれも打者走者に三進を許し、直後に得点を献上した。さらに、3点ビハインドの8回には一死満塁の好機で一走・佐藤輝がまさかのけん制死。反撃のムードも一気にしぼんだ。藤川球児監督(44)も「糧にして明日以降戦う。それのみですね」と必死に前を向くしかなかった。
一方、救援陣はこの日こそ無失点リレーでつないだが、今カード2戦目まで試合をひっくり返された。6日のオリックス戦(甲子園)で側頭部に打球を受けた石井は自宅療養中。交流戦の3試合で無失点投球を続けていた石黒も脇腹筋損傷のため9日に離脱した。
厳しい台所事情にある中、昨季はダブル守護神の一人として活躍した岩崎優投手(33)は、交流戦に入って登板はわずか1試合。他球団関係者は「岩崎が昨日(11日)まで交流戦で登板していなかったことが、ブルペン陣が苦しむ要因の一つなのではないか」との見解を示した。
ただ、岩崎は昨年の交流戦で精彩を欠いていた。ロッテ戦では2試合連続で同点に追いつかれ、楽天戦でも9回に逆転2ランを浴びた。そんな背景もあり「去年もパ・リーグ相手に打たれていたので、あまり得意なイメージがなくて投げさせていなかったのかもしれませんが…。他の選手に負担がかかりますよね」と続けた。
同じ救援陣では及川がすでにリーグ2位となる27試合に登板。同関係者は「疲れが出ているように感じますね」としたが…。このままドミノ倒しのように崩れていってしまうのか。踏ん張りどころだ。












