冬季五輪8度の出場経験を持つスキージャンプの葛西紀明(53=土屋ホーム)が11日、ラジオNIKKEIの新番組の収録後に取材に応じ、2026年ミラノ・コルティナ五輪への意欲を語った。

 9歳から競技を始め、長年続けていくことで得た知識を後輩選手にも惜しみなくアドバイスしてきた。「僕が20代で葛西紀明に会ってたら、もっと勝ってました。(W杯は)100勝はしてましたね。金(メダル)も5個ぐらい取ってた」と豪語する。

 葛西は今年2月のTVh杯ジャンプ大会と雪印メグミルク杯(ともに大倉山ジャンプ競技場)で2週連続優勝の快挙を果たし、健在ぶりをアピールしている。

 こうした快挙を支えるのが、まだまだ衰えぬ強い闘志だ。日本ジャンプ界のエースで愛弟子でもある小林陵侑(28=チームROY)には「(連絡は)特にないですね。あいつが勝っても僕も何も言わないし、もうライバルだと思ってるんで」と意識する。一方で「五輪に行けば、ライバルというよりは応援したいなっていう気持ちもあります。もし一緒に行ければ、全部陵侑に頼み込んで、ちゃっかり金メダル取らせてっていう気持ちの方が強いです(笑い)」と師弟関係にある愛情ものぞかせて、報道陣の笑いを誘った。

〝絶口調〟のレジェンドが、9度目の大舞台に立てるのか注目だ。