レッドソックスの若手有望株ロマン・アンソニー外野手(21)は10日(日本時間11日)に本拠地ボストンでのレイズ戦に「5番・右翼」で先発出場し、初回二死二、三塁でメジャー初安打となる2点適時二塁打を左翼線に放った。メジャー6打席目、観戦に訪れた両親の前で記念すべき初安打を記録。フェンウェイ・パークは異常な盛り上がりだった。
前日のメジャー緊急昇格に続き、試合前に朗報がもたらされた。背番号「48」から「19」に1日で変更となったのだ。
レイズ戦前、メジャーで実績のない選手に与えられる移動式簡易ロッカー前で取材に応じたアンソニーは、1試合だけだった「48」は「(メジャーキャンプに招待選手として参加した)春に着けていた番号」で、傘下マイナーの「3Aでは昨季から『19』を着けていた」と説明すると、こう語った。
「(クラブハウスマネジャーの)トム(マクラフリン氏)から今朝、電話があったんだ。『ヘイ、君に19番を着けてもらうことができるぞ』ってね。もう、すごく感激した」
これまでレッドソックスで19番を着けていた選手については「JBJ(ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア)、ジョシュ・ベケット、コウジ・ウエハラ(上原浩治)」の名前を挙げ、物静かな口調で「確かにいくつかの歴史がある。だから、誇りを持って(19を)着けられることに興奮している」と話した。
また、「この3人は(ベケットは07年、上原は13年、ブラッドリーは18年に中心選手として)ワールドチャンピオンになっている」と話を振ると、「僕自身、それが目標だ。だから僕はここにいるし、このチームで勝つこと、それ以外のマインドセット(考え方)はない」と、少し語気を強めた。
緊急昇格も1日での背番号変更も球団の期待の表れ。自身のMLBヒストリーをスタートさせたアンソニーはこれから物語をどう展開していくのか楽しみだ。












