DeNAが8日の日本ハム戦(横浜)で延長10回に5―4でサヨナラ勝ち。交流戦2カード連続勝ち越しを決めて、いよいよ上昇気流に乗ってきた。
ヒーローは今季ソフトバンクから移籍した三森だ。3―4だった9回一死、牧の代走で二盗を決め、宮崎の適時打で同点のホームイン。さらに延長10回一死満塁からプロ初のサヨナラタイムリーヒットを放った。「(最近)ヒットが出てなかったので、ある意味開き直って、最低でも外野フライ(犠飛)というのをイメージして打席に立っていました。うれしかったし、何とかチームが勝ててよかったです」
そう話した三森を、三浦大輔監督(51)も「本当によく決めてくれました。最後の打席もそうですけど、その前の代走で、あれだけマークが厳しい中、きっちり決めれるのはさすがですよ」と手放しで称賛した。
逆転勝ちした勢いで、10日からのオリックス3連戦(京セラ)、13日からのソフトバンク戦(みずほペイペイ)と、パ本拠地での6連戦に臨む。ここでDHが使えることが、セのDeNAにとっても、さらに勢いを加速させる利点になりそうだ。この日の試合前、三浦監督はこう明かしていた。
「DHはウチの選手たちに大人気ですから。取り合いになってますよ」
3日から敵地で行われた楽天3連戦(楽天モバイル)では筒香を2試合、松尾を1試合DHで起用した。番長と首脳陣は来週の6連戦を見据え、またさまざまな起用法を検討している最中のようだ。
まず考えられるのは、外野を梶原に守らせて、DH・筒香。次に、捕手が山本ならDH・松尾。そして、パの敵チームをよく知り、この日ヒーローとなった三森も重要なピースだ。三森を三塁に入れ、足に不安のある宮崎をDHに入れて打撃に専念させれば打線に厚みが増し、攻撃のバリエーションも広がるだろう。さらに、DHは〝番長采配〟の特徴の一つ、継投にも好影響をもたらしそうだ。三浦監督自身、こう言っている。
「(DH制では)投手と打順との絡みがない。投手の調子だけ見ながら交代すればいいので、割り切って継投ができますよね。例えば、セ・リーグでは投手をもう1イニング投げさせたくても、点を取りにいかないといけないんで、投手に代打を出して継投に入ることもある。そこを、投手の調子だけ見て判断できますから」
DHの利点を生かし、パの本拠地でも勝ち星を伸ばしたいところだ。












