DeNAがトレバー・バウアー投手(34)の力投で6日の日本ハム戦(横浜)に競り勝った。7安打4四球と再三ピンチを招きながら最少失点に抑え、ひとりで9回121球を投げ切り、今季2度目の完投。チームを2―1の勝利に導いた。

 この勝利でバウアーは4勝3敗と、やっと勝ち星が先行。試合後は素直に喜びを表している。

「シーズン前半は負けが先行して、成績の上がらない投手でした。でも、後半には上位を狙えるような投手になれるんじゃないかなと思います」

 今回の登板間隔は今季4度目、2試合連続の「中4日」だった。そこで気になるのが、バウアーが今後もあくまで中4日にこだわるのかどうかだ。

 バウアーはかねて「理想は中3日、希望は中4日」と主張。DeNAとの契約内容についてこう明かしてもいる。

「球団と契約を結ぶ際、登板間隔についての希望は伝えている。シーズンに入ったらチーム方針に従うけど、自分の体には中4日のサイクルが最も合っている。10年以上、ずっとこれでメジャーでやってきましたから」

お立ち台で「巨大マグロ」を受け取るバウアー(右)
お立ち台で「巨大マグロ」を受け取るバウアー(右)

 2試合連続「中4日」で結果を出したことで、今後も同じような起用が続くのか。他の投手への影響はないのだろうか。三浦監督はこう答えた。

「それ(バウアーが中4日を希望していること)は知ってますよ。ただ、バウアー1人でやってるわけじゃない。他の投手のローテーションもあるし、試合のスケジュールや対戦相手のこともあるし。これからもチームにとって何が最善かを考えながらやっていきます」

 この日のバウアーは、勝ったとはいえ、内容が不安定だったのも確か。四球4個、得点圏に走者を背負うこと5度。6回には満塁のピンチも招いている。併殺2度、犠打失敗2度など、要所要所で日本ハムの拙攻に救われた感も否めない。

 だからか、試合後のバウアーは中4日にはこだわらない姿勢も示した。

「自分としては中4だろうが、中5、中6だろうが、自分のルーティンをしっかり守って投げることができると思う」

 まだまだ万全の状態とは言えないバウアー。最高の投球で相手をねじ伏せる姿を見られるのはいつか。次回登板からも目が離せない。