ソフトバンクは7日のヤクルトとの交流戦(神宮)に8―1で快勝した。貯金を再び今季最多の「3」とし、パ・リーグ3位に浮上。打線が13安打8得点と活発だった。1―1で迎えた6回、中村晃外野手(35)の勝ち越し打が飛び出すと、打者一巡の猛攻で一挙7得点。完投した上沢直之投手(31)を強力援護した。

 規定打席到達目前の柳町達外野手(28)がこの日も存在感を放った。交流戦に入って「3番」が指定席となった好調の左打者は、3回に先制の適時三塁打、6回にもダメ押しの適時打を放つなど、4安打の大暴れ。6試合連続となる複数安打をマークして打率を3割5分7厘に押し上げた。8日の同戦で4打席以上立つと規定打席に到達。それでも「ただの途中経過。目指すところは最後の最後に名前が載っていること」と表情を引き締めた。

 出塁率4割5分6厘、得点圏打率4割7分2厘と軒並み高い数字を残し、打線に欠かせない存在となっている。小久保監督もこの日「外せない選手から、チームをけん引する選手に変わりつつある。自分の思い描いた打撃に近づいている」と成長を認め、目を細めた。

 交流戦は21打数13安打、打率6割1分9厘。これまで12球団最多8度交流戦を制しているホークスにあって、柳町の打棒が実に頼もしい。