ソフトバンクの秋広優人内野手(22)が3日、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(89)の訃報を悼んだ。

 巨人に入団した直後の3月、長嶋さんから「フルスイングしてごらん」と打撃のアドバイスを受けた。秋広は「元々1年目は結構強く振っていたので、(取り組みを)やっていて良かったと感じた」と当時を振り返った。

 先月12日に巨人から交換トレードでホークスに移籍。入団時には「率もあって本塁打も打てるというのを目指している」と選手としての理想像を語っていた。通算打率3割超え、本塁打数444本の長嶋さんは打者の理想形ともいえるが、秋広が加えて口にしたのはその勝負強さだった。

「天覧試合でのサヨナラホームラン。スター性というか勝負強さ、本当にすごいなと思いました」

 1959年のプロ野球史上初となる天覧試合。プロ2年目だった長嶋さんは天皇・皇后の前で試合を決めるサヨナラ本塁打を放った。60年以上前の出来事ながら、22歳はレジェンドの勝負強さに憧れを抱いた。

 新天地での躍動が期待される秋広。「そういう(勝負強い)選手になれるよう頑張ります」と意気込んだ。