DeNAが1日のヤクルト戦(横浜)を3―2で制して4連勝。今季最多の貯金5として、2位に浮上した。

 誰よりも喜んだのが、5月3日の巨人戦(横浜)以来、約1か月ぶりに3勝目を挙げたトレバー・バウアー投手(34)だ。4試合連続で勝ち星がつかなかった中、同点のまま8回110球2失点で降板したが、その裏の攻撃で再び佐野が適時打を放ってチームは逆転勝ち。ラッキーな形で白星が転がり込み「勝ててよかったです。勝つことができたのは、他の選手の皆さんのサポートがあったから。素晴らしい天気にも恵まれて、とてもうれしく思っています」と話した。

 勝ち星がつかなかった4試合では、10勝をマークした2年前とは別人のような投球が続いていた。零封は1試合だけで他の3試合では3、4、6失点。その間、バウアーは日本の打者の打撃や反応などに戸惑い「NPBの打者は、世界中の打者と比べてもちょっと変わっていて、特別なアプローチがあるから」と明かしていた。

 登板前日の5月31日に本人が詳述した説明を要約するとこうだ。

「第1はスイングの軌道が違う。アメリカやメキシコの打者は下から鋭い角度でスイングするが、日本打者はもっとフラットで、内から外へ出ていくインサイドアウトのスイングが多い。第2に日本は待ち方や狙い球が違う。他国ではコースやゾーンを決めて打席に入り、その打席で一つのプランをやり抜くことが多いが、日本では1球1球、狙い球やアプローチを変えてくる。僕は自分なりに打者の反応を予想してコースや球種を選ぶが、日本では僕の球に打者がまったく違う反応をする。それで、ここまではこういう成績(前日までの2勝3敗)になっているのです」

 ただし、「今後はしっかりアジャストできる」と強調。この日の試合後も「全体的にはいい投球だった。失点した場面もあったけど、しっかりと自分の投球ができた」と自己評価した。

 三浦監督も「久しぶりにバウアーに勝ちがついてよかった」と称賛。今度こそベイ最強助っ人の復活となるか。