阪神・森下翔太外野手(24)が20日の巨人戦(甲子園)で、チームを勝利に導く豪快な1発を放った。

 初回一死一塁、カウント1―0からG先発・戸郷の145キロの直球をフルスイングで捉えた。打球は浜風にも乗って左翼スタンド中段に突き刺さる7号2ランだ。
 
 打った瞬間の当たりに、スタンドを埋め尽くした虎党もお祭り騒ぎ。森下は大歓声が飛び交う中、ゆっくりとグラウンドを一周し、藤川監督やナインからハイタッチで祝福された。「先発が才木さんということもあって、なかなか甲子園で点が取れない中で。初回の3点は大きかったかなと思うので。先制点をこれからも大事にしていきたいです」とうなずいた。

 直近5試合でわずか2安打と苦しんでいた虎の主砲だが、巨人戦では前回の東京ドーム3連戦(5~7日)から4戦連続アーチとなった。
 
 さらには2回以降両軍ゼロ行進が続いた中で、3点リードの7回一死満塁の好機で中犠飛を放ち、貴重な追加点を奪取。「才木さんを援護するという意味でも、0で終わるか1点とって最終回いくかは全然違うと思うので。内容はよくなかったですが、結果としてよかったです」と冷静に振り返った。 

 チームも才木が9回無失点投球を披露するなど、4―0で完封勝ち。貯金は今季最多の7となり、首位をキープした。