巨人の戸郷翔征投手(25)が今季初勝利をかけて20日の阪神戦(甲子園)に先発する。

 戸郷は巨人の若きエースとして開幕投手を任されるもここまで勝ち星はなく、4月末には二軍への降格も経験。再昇格後の阪神戦(5日=東京ドーム)では6回3失点(自責2)と復活の兆しを見せたが黒星となり、前回登板の広島戦(13日=マツダ)では5回4失点に終わっていた。

 阿部監督からは課題として球種の少なさについても指摘された戸郷。それでもまずは「もちろん球種を増やすことも1つでしょうが、今できることは2ストライクに追い込んだ後の僕の中の感覚などを重点的に取り組んでいこうかなと思います」と新球取得は一旦封印し、自身の投球の組み立て方などを目下の課題として取り組むことを明かしていた。

 エースの復活なくしてチームの上位争いはない。阿部監督は「戸郷にもやっぱり勝ちをつけてもらいたいし。やっぱりエースに1つ勝ち星がつくとまたチームも変わるから。そういう意味でも勝って欲しいな」と右腕の再起に期待。主砲・岡本が左肘の負傷により長期離脱中ということもあり「エースと4番が…4番はいないし、しょうがないけど。エースが勝てないとやっぱりチームも浮上できないから、勝っていいきっかけにしてほしいな」と〝6度目の正直〟に願いを込めた。