巨人・阿部慎之助監督(46)が延長12回の末4―5で敗れた13日の広島戦(マツダ)後に、試合を振り返った。

 総力戦となった。今季初勝利をかけて登板した先発・戸郷が5回4失点に終わったが、ソフトバンクから巨人にトレード移籍し即「7番・三塁」で先発出場したリチャードが、自身約3年ぶりの一発となる1号ソロ。さらには2点を追う8回、キャベッジが6号同点2ランを放ち、試合を振り出しに戻した。

 試合は延長戦に突入すると、最後は延長12回に8番手・石川が一死一、三塁からモンテロにサヨナラ打を浴びて惜敗。両チーム合計16人の投手を費やした総力戦となっただけに、阿部監督も「全員で頑張ったね、今日は」とまずはナインをねぎらうと「いい働きしてくれたし、今後も楽しみにしたい」と移籍即アーチを描いたリチャードを称えた。

 一方、またしても今季初勝利とはいかなかった戸郷については「真っすぐ、フォーク、スライダーしかないからね。現代の野球だとちょっとなかなか厳しいのかなっていうのは、僕も思うんですけど。よっぽど全部の精度が高くないと、なかなか厳しいのかなっていうのは、本人と話したんですけど…」と課題を指摘した。