巨人・中山礼都内野手(23)の走塁死がファンの間で賛否を呼んでいる。

 20日の阪神戦(甲子園)の4回だった。3点を追う二死無走者の場面で相手先発・才木が投じた148キロの直球を捉え、右中間フェンスを直撃する打球を放った。なかなかチャンスをつくれない流れの中で中山は懸命に走り、二塁ベースも蹴って三塁に足から滑り込んだ。ところが、阪神の中継プレーが上回った。中堅手の近本から二塁手の中野、さらに三塁手の佐藤輝にノーバウンドでボールが渡り、間一髪でアウトとなった。

 佐藤輝のタッチも脚ではなく、滑り込む中山の胴体にしたもの。寸分の狂いもないプレーに中山は甲子園のグラウンド上で思わず天を仰いだ。

 ただ、結果的には二塁打を記録したもののチャンスをつくれず、無得点のまま攻守交代。ファンの間では二塁で止まるべきだったかどうかが〝議論〟となり「二塁で止まっていれば消極的と言われかねない」「こういう積極的な攻撃がチームに伝染してほしい」「相手が上だった」「紙一重」と擁護する声もあれば「暴走だろ」「ツーアウトなんだから止まるべきだった」「試合の流れを読んでほしい」など否定的な声がSNS上で繰り広げられた。