西武は20日、球団OBで今年3月に現役引退を発表した前中日の中島宏之氏(42)と片岡保幸氏(42)が7月14日の日本ハム戦(東京ドーム)のゲストとして来場、試合前のセレモニアルピッチを行うと発表した。

 両氏は渡辺久信監督(59=前GM)が率いた2008年の日本一メンバー。「片栗中中」と呼ばれた上位打線の1番、3番を担った根幹の主力野手だった。

 巨人と戦った日本シリーズではそのハイライトとなった第7戦、1―2で迎えた土壇場の8回に片岡の死球と盗塁、栗山の送りバントで巨人のリリーフ・越智を攻めた。

 続く3番・中島は第5戦で痛めた左わき腹肉離れで本来は試合に出られる状況ではなかったが…。西武ベンチは状況と中島の状態を勘案し初球に「ゴロゴー」を仕掛け、中島がバットにボールを当てた瞬間に三走・片岡がスタート。相手三塁手・小笠原が捕球した時にはすでに同点の本塁を陥れ、その勢いのまま西武が逆転でシリーズを制した。

 その名勝負を繰り広げた思い出の東京ドームに「ライオンズ75周年シリーズ」の一環として「片中コンビ」が来場する。

 中島氏は「ライオンズファンの皆さん。お久しぶりです。中島宏之です。ライオンズ75周年おめでとうございます。ライオンズでの思い出は数え切れませんが、中でも、2008年のリーグ優勝・日本一を達成したことですね。ライオンズファンの声援はいつも背中を押してくれ、原動力になりました。当日はファンの皆さんにお会いできること楽しみにしています」

 片岡氏も「7月14日のライオンズ75周年シリーズのゲストとしてお声がけいただきました。2008年に日本一を達成した思い出の地、東京ドームでナカジと一緒にライオンズファンの皆さんとお会いできるのを楽しみにしています」とそれぞれコメントを寄せた。