〝2トップ体制〟となったWEリーグの現状は――。日テレ東京Vの初制覇で4年目シーズンを終えた同リーグは、19日に都内で年間表彰式「WEリーグアウォーズ」を開催。今季からトップにあたるチェアとなった野々村芳和氏(53=Jリーグチェアマン)と、副理事長を務める宮本恒靖氏(48=日本サッカー協会会長)が出席した。
サッカー界のリーダーである野々村チェア&宮本副理事長による体制となって1年目のシーズンは、MF山本柚月(22=日テレ東京V)が最優秀選手(MVP)に選ばれた。表彰式後、取材に応じた宮本氏は選手たちの成長の一方で、運営の課題も挙げた。
「経営面では、どうしたらブランド力を上げられるのか、お客さんを集められるのか、スポンサーが来てくれるのか、これはすぐに改善できないが、サッカー界全体として(WEリーグの)価値を高めていくところで野々村さんと共闘している」
野々村氏は、リーグとクラブの一体感に関しては手応えを口にしたが「プロモーションへ投資の余力がどれだけあるかが重要だが、それを持つには少し時間がかかる」と〝厳しい現実〟にも言及した。
ただ、千葉と大宮が6日に国立競技場で男女同日開催を成功させたり、3月には広島がWEリーグ単独開催のホーム・三菱重工浦和戦で2万人超えを達成した事例もある。それだけに野々村氏は「まずは今できることを100%やっていくリーグにする」と意欲的だ。
日本サッカー界が総力を結集する女子サッカーの発展は成功するのか。まずは一歩ずつでも前進していくしかない。












