本来の勢いを取り戻しつつあるDeNAだが、17日のヤクルト戦(神宮)は大乱戦の末に6―7で競り負けた。そうした中でも、明日につながるベテランと若手の活躍が光った。

 まず4回、一度は3―2と逆転する今季1号3ランを放った〝元4番〟佐野恵太外野手(30)だ。140打席目で飛び出した一発に「ここから本塁打が打てる打席と、自分のスイングを心がけていきたい」と改めて闘志をみなぎらせた。

 三浦監督も「1本出てよかった」とホッとした表情。「佐野も(本塁打が)出てなかったところに1本出たことで、気分が変わってくると思う」と今後に期待をかけた。

 次に8回、6―6と同点に追いつく左犠飛を打ち上げた3年目・松尾汐恩捕手(20)。前日、プロ初の5番に抜てきされると、1本塁打を含む4安打3打点と大暴れ。三浦監督が2戦連続で5番で起用すると、1安打1犠飛1打点と結果を出している。その抜てきの経緯を、番長はこう明かした。

「打順を決める時、相川(バッテリー)コーチと話をして(5番起用が)捕手としての守りのほうに影響はないか、確認をした中で、松尾なら大丈夫と一致した。(守備と打撃で)力を分けて良い働きをしてくれました」

 試合は結局、前日から2連投のリリーフ右腕・宮城が逆転タイムリーを浴びて惜敗。それでも三浦監督は「打線のほうがよくなってきている」と手応えを語った。エース東が先発する18日の3連戦3戦目で、再び勢いを取り戻せるか。