女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッドナショナル(UN)王座戦(4日、東京・後楽園ホール)は王者・桜井麻衣(34)が、「ダークネスレボリューション(DR)」の松井珠紗(24)を撃破し、4度目の防衛に成功した。

 試合序盤はグラウンドの攻防を展開。だが、松井に場外に投げ飛ばされ、パイプ椅子でめった打ちにされてしまった。リングに戻っても猛攻にさらされ、ストレッチマフラーホールドで執拗に絞め上げられてピンチを迎える。

 それでも桜井は王者の意地を見せる。STFで絞り上げ、さらにSTOでマットに叩きつけて変型グロリアスドライバーを炸裂。最後は新技・ロマネコンティタンで絞り上げ、ギブアップ勝ちを奪った。

 試合後マイクを持った桜井は「お前さ、本当は実力があるのに、なんで(DRと)つるんで戦ってるんだよ! プロレスラーはいつでも一人なんだよ! 楽しくやりたいなら、下の方でみんなとつるんでいなさい」と言い放った。

心希(左)のデビュー戦の相手を引き受けた桜井麻衣
心希(左)のデビュー戦の相手を引き受けた桜井麻衣

 松井をリングから見送ると「4度目の防衛をしました。代々木で私は誰と戦おうかな…」と辺りを見渡した。すると昨年7月に入門した大向美智子の長女・心希(しんの)から「麻衣さん、5月24日マリーゴールド1周年記念(代々木第二体育館)で私のデビュー戦の相手をお願いします」と直訴された。

 驚いた表情を浮かべた桜井は「心希…私はこの純白のベルトのチャンピオン、私を指名することがどういうことかわかってるよね? リング上の私はめちゃくちゃ厳しいよ。その覚悟ある?」と問いかけると「覚悟あります! お願いします!」と頭を下げられた。

 心希の熱意に笑顔を見せた桜井は「心希、16歳だったよね? マリーゴールドで一番若いスーパールーキーです。私でよかったら相手になりましょう」と握手し、受諾した。

 なお、バックステージでは後藤智香から挑戦表明され、王者も快諾。王座戦が決定的になった。