女子プロレス「スターダム」27日の横浜アリーナ大会で、ワンダー王者のスターライト・キッドがAZM(22)の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した。
ともに在籍する「ネオジェネシス」のリーダーの座もかかった、宿命のライバル対決。互いの手の内を知り尽くした2人の王座戦は、序盤からハイレベルかつスピーディーな攻防の連続となった。
AZMの右腕攻めに苦戦を強いられたキッドは、ドラゴンスクリュー、黒虎脚殺(変型マフラーホールド)と足攻めで応戦。ムーンサルトプレスをかわされてのあずみ寿司連発も、3カウントは許さない。
キッドはカナディアンデストロイヤーからのあずみ寿司もキックアウト。ムーンサルトプレス、スタースープレックスと猛攻を仕掛けたが、カナディアンデストロイヤーでダブルダウンに持ち込まれる。
立ち上がった両者は激しい打撃戦を展開。AZMのいっちょあがり(変型カナディアンデストロイヤー)を浴びながらもカウント2で返したキッドは、Eternal fоe(雪崩式スパニッシュフライ)を決めたがそれでも勝負は終わらない。ならばと最後はタイガースープレックスからスタースープレックスホールドへとつないで激闘に終止符を打った。
試合中に鼻から出血していたキッドは「ホワイトタイガーがまた血だらけになった!」と自嘲しつつ「でもAZM、約5年ぶりか? 久々に勝つことができました! AZMは強いし、嫉妬しちゃうくらい技術が高い。皆さん、私たちの戦いはどうでしたか? 世界最高峰の相手と戦うのはやっぱり楽しいですね、ありがとう!」とマイクアピール。観衆からの大「SLK」コールを浴びて退場した。
バックステージでは「同門ですけど、SLK対AZMは永遠に続いていくと思います。いつ何時、何があったとしても、私たちの戦いを見て安心してファンの皆さまにはスターダムと私たちを応援し続けていただければと思います」とライバル対決へのプライドをのぞかせた。
V4戦の相手はこの日のスターダムランブルを制したHANAKOに決定。それでもキッドは「次、HANAKOなんだって? まあ、それはまた改めて話そうや。そして今日から正式にネオジェネのリーダーです。しっかりまとめていきたいと思いますけど、みんなにたくさん頼って、みんなで最高のネオジェネを作り上げたいと思います」と、まずはユニットリーダーとしての決意を表明していた。














