ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで8日(日本時間9日)、ナイトクラブの屋根が崩れ、少なくとも98人が死亡、155人が負傷した。現地メディアによると、犠牲者の中には中日などで活躍したトニ・ブランコ氏(44)が含まれており、日本球界にも衝撃が走った。
2005年にナショナルスでメジャーデビューしたブランコ氏は09年に中日へ入団し、同年に本塁打王と打点王に輝いた。DeNAに移籍した13年には首位打者と打点王のタイトルを獲得。その後はオリックスでもプレーした。
ナイトクラブ「ジェットセット」では人気歌手ルビー・ぺレスのコンサートが行われており、約300人が中にいたとみられる。突然屋根が崩落し、メジャー13球団を渡り歩き、通算109セーブをマークしたオクタビオ・ドテル元投手や本塁打王や打点王に輝いたネルソン・クルーズ氏(44)の妹で、モンテクリスティ州北部のネルシー・クルーズ知事らの死亡も確認された。
2012年から4年間、西武、オリックスで日本でプレーしたエステバン・ヘルマン氏(47)もナイトクラブにいたが、無事だった。
米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「ヘルマンはナイトクラブでブランコと一緒にいた。ヘルマンはブランコが天井が崩れていることに気づいた時、バスルームからテーブルに戻ったばかりで、(ブランコは)ヘルマンを押しのけた」と当時の状況を報道。天井の異変に気付いたブランコ氏はいち早くヘルマン氏をその場から押し出し、数秒後に天井が落下してブランコさんは犠牲になったと伝えた。
当局が崩落の原因を調べているが、アビナデル大統領は事故を受け、3日間の服喪を宣言した。












