プロ野球の中日などで活躍したトニ・ブランコ氏が8日(日本時間9日)、中米ドミニカ共和国の首都・サントドミンゴのナイトクラブで発生した天井崩落事故に巻き込まれ44歳で亡くなった。米メディアなどが報じた。

 MLB公式サイトによるとブランコ氏は2005年にナショナルズでメジャーデビュー。09年からは中日でプレーした。日本球界1年目から39本塁打、110打点でセ・リーグ打撃2冠王に輝いた。

 中日で4シーズンプレーした後、13年からDeNAに移籍。NPBではキャリアハイとなる打率3割3分3厘、41本塁打、136打点をマーク。首位打者と打点王の2冠を獲得した。15年から2年間はオリックスでもプレーした。

 現地8日、ドミニカ共和国・サントドミンゴにあるナイトクラブ「ジェットセット」の天井が崩落。ブランコ氏、メジャー13球団を渡り歩き通算109セーブをマークしたオクタビオ・ドーテル氏らが巻き込まれ、瓦礫の中から生きたまま救出されたが、その後、搬送先の病院で死亡が確認されたという。

 元西武のエステバン・ヘルマン氏は事故前にナイトクラブを後にしていたため無事だったという。

元西武のエステバン・ヘルマン氏
元西武のエステバン・ヘルマン氏

 MLB公式サイトによると、現地8日午後の時点で58人の死亡が確認され、負傷者は160人にのぼっているという。