近鉄や巨人などで投手として活躍した入来智さんが、宮崎県都城市内で交通事故のため、10日に死去した。55歳。2001年から02年に在籍したヤクルトが11日に発表した。死因は交通事故による重症頭部外傷だという。

 都城署によると、事故現場は都城市野々美谷町の市道。信号はないものの一時停止の標識がある見通しのいい十字路で、軽自動車と乗用車が出合い頭に衝突した。同乗者もいたという。事故があったのは10日の午後9時50分ごろ。入来さんは市内の病院に搬送されたものの、およそ2時間後に死亡が確認された。

 入来さんの通夜は12日午後5時から、葬儀・告別式は13日午前11時から都城市鷹尾1―23―19の平成会館で行われ、父の喜門さんが喪主を務める。

 都城市出身の入来さんは鹿児島実業高、三菱自動車水島を経て1990年にドラフト6位で近鉄入り。2年目の91年6月20日の日本ハム戦でプロ初勝利を完封で飾った。96年のシーズン中にトレードで広島に移籍し、オフに近鉄復帰。98年オフにはトレードで巨人入りし、弟の祐作とチームメートになった。2001年に移籍したヤクルトで自己最多の10勝をマーク。02年の退団後は韓国や台湾でもプレーし、04年限りで現役を引退した。最近は介護士として働いていたという。NPB通算成績は214試合に登板し、35勝30敗2セーブ、防御率4・25。