新日本プロレスの海野翔太(27)が、11日(日本時間12日)の米国・シカゴ大会でIWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)に挑戦することが確実となった。

 5日両国大会では後藤が「NEW JAPAN CUP(NJC)」覇者のデビッド・フィンレーの挑戦を退け3度目の防衛に成功。海野が試合後のリングで次期挑戦者として指名を受け、リングに姿を現すと一部の観客からはブーイングも発生した。

 後藤から「海野、お前にもう迷いはないんだろ? だったら、このベルトをかけて俺とお前で戦おう。米国で俺と海野の戦いを見せつけてやろうぜ」と呼びかけられた海野は「新日本プロレスの本隊の熱い戦いを世界の皆さまにお届けしましょう。いまある俺のすべてを後藤さんにぶつけてそのベルトを必ず取ってやる」と呼応。シカゴ決戦でキャリア3度目の最高峰王座挑戦が決定的となった。

 海野は今年1月4日東京ドームのメインイベントに抜てきされ、当時のIWGP世界王者のザック・セイバーJr.に挑戦するも敗戦。昨年10月両国大会での挑戦表明当初からファンのブーイングにさらされていた。3月のNJCから丸刈り姿で再起を果たし準優勝。両国の会場からはかつてのブーイングだけではなく声援も飛んでいた。「生きるって面白いですね。(昨年)10月のメインの後とは違う景色。ブーイングもあれば、対照的なところもあって生きるってすごい面白いです」とファンの反応を受け止めつつ「後藤さん、最大の敬意を払って、新日本プロレスの本隊の熱い戦いを米国で見せてやりましょう。その上でシカゴ、必ず倒してやる」と必勝を誓っていた。