全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・斉藤ジュン(38)が、春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC) 2025」(9日、東京・後楽園ホールで開幕)への意気込みを語った。史上初となる優勝決定戦での「双子対決」をぶち上げると、いまだ王道に残る〝全日本=宮原健斗〟のイメージ払しょくも宣言。好物の甘いものでエネルギーを補給し、春の祭典をDOOMするつもりだ。
CC初優勝に向け、ジュンには闘志がみなぎっていた。2日に行われた会見後、取材に応じたジュンは「3冠王者として初優勝するというインパクトは、この世にないくらい最高のものだと思っているからな。必ず実現するつもりだ。それも全勝優勝でな」と自信たっぷりに話した。
Aブロックを全勝で勝ち抜き、5月18日の東京・大田区総合体育館で行われる優勝決定トーナメントに進出。そして優勝決定戦で双子の弟・レイと対戦するという青写真を描く王者は「弟がお兄ちゃんに勝てるわけないんだ。最後はレイに勝ってCCをDOOMしてやるぜ」と高笑いした。
一方で、この日の会見で改めて痛感したことがあった。それは3月29日のV3戦で下したエース・宮原健斗の揺るがぬ存在感だ。開幕戦で対戦する鈴木秀樹が「去年1年で、誰がどのベルトを巻いていようが〝全日本プロレスは宮原健斗だ〟と分かった」と話したように、多くの選手が優勝決定戦で対戦したい相手に3冠王者のジュンでなく宮原を指名した。
これに「今までずっと全日本プロレスを守り続けてきたこともあって、みんなにまだ『全日本プロレス=宮原健斗』というイメージがあると思ったな」と天を仰ぐ。だがその現状に悔しさよりもやりがいを感じるとして「それを払しょくするためにも3冠王者としてCCで優勝する必要があるんだ。優勝して、ずっとベルトを防衛していく。そして、来年のCCの時には他の選手が全員『斉藤ジュンとやりたい』と言うようになっているだろう」と予言した。
王者として優勝すれば、次期挑戦者を指名する権利も発生することになる。その胸中を「今の時点では言えないが、意中の選手は何人かいる」と不敵な笑みだ。そこでヒントを求められると「全日本プロレスかもしれないし、違う団体かもしれない。それはお楽しみにしていてほしい」とクールに話した。
過酷なリーグ戦にも「甘いものを食べていれば、疲れることなんてないから全く問題ない。各地でスイーツを食うのが今から楽しみだ」とうそぶく。このまま絶対王者としての地位を固められるか。












