まさに泣きっ面に蜂だが…。開幕ダッシュに失敗したソフトバンクは31日に近藤健介外野手(31)の出場選手登録を抹消した。
開幕カードのロッテ戦(みずほペイペイ)はまさかの3連敗。しかも全試合が逆転負けで、本拠地で開幕から3タテを食らうのは球団史上初の屈辱だ。昨季は圧倒的な強さでパ・リーグ制覇を果たしたが、本拠地には例年とは異なる重苦しさが残された。
さらに打線の核である近藤が抹消。オープン戦最後の3試合を腰の張りで欠場し、開幕からスタメン出場していたものの腰痛が再発したとみられる。昨季のリーグMVPが不在となる影響は計り知れないものがある。
そんな手負いの状態で1日からは日本ハムとの3連戦(エスコン)。相手は小久保監督もオープン戦で「強力、強力」と評した強力打線に加え、ホークスとは正反対の開幕3連勝で勢いに乗る。昨季の対戦成績では軒並みライバル球団に勝ち越したが、日本ハムだけには五分(12勝12敗1分け)だった。
こうした難局でも、チーム内からは「大局的な視点」を意識した声が上がる。チーム関係者の一人は勝ち星がない現状を「選手は気になっていると思う」と心情を察しながらも「一つきっかけがあれば(いい方向にいく)。シーズンは長い。トータルで考えることが重要」と強調した。
別の関係者も、ここまで失点を重ねている救援陣について「勝ちパターンの選手はこの3連戦で登板機会があった。選手個人の中で開幕することは大切」と語り、倉野投手コーチは「1回ダメだっただけで(投手陣の)入れ替えはしない」と口にした。
シーズンはまだ序盤も序盤。ジタバタすることなく、地に足をつけてまずは2025年の初勝利をつかみにいく。












