悪い流れを断ち切れるか。ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が今季初登板となる4月1日の日本ハム戦(エスコン)へ闘志を燃やした。
ホークスは開幕カードのロッテ戦でまさかの3連敗。球団史上初となる本拠地でのスイープ、その全てが逆転負けとみずほペイペイドームには重苦しい雰囲気が漂った。
さらに大きな衝撃が走った。チームは打線の中心的存在であった近藤健介外野手(31)の出場選手登録を抹消。攻撃力低下は免れられず、厳しい戦いが強いられることとなる。
そんなチームの〝危機〟を救えるのは〝投〟の中心的存在だ。開幕2カード目の初戦を任されたモイネロは「野球を楽しむということを忘れずにいきたい」と自らのスタートへ心構えを語り、対戦相手・日本ハムについて「いいチームだし、いい打者もいる。アグレッシブルに投げていきたい」と印象を語った。
先発転向の初年度だった昨年は11勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルを獲得。スターターとしての調整法も確立してきた2年目、左腕は「去年よりも責任はあると思う」と先発陣の柱としての思いを口にする。
倉野投手コーチも左腕の〝自覚〟に頼もしさを覚えている。「去年は初挑戦ということもあってがむしゃらにやってきたと思うけど、僕らとしても有原とモイネロは大きな柱だと思っている。そういう責任感が意識として芽生えたのならありがたい」と語った。
今季はオフから重点的にトレーニングを行い、体は厚みを増した。倉野コーチは「去年をさらに上回るパフォーマンスを見せてほしいし、それはキャンプ、オープン戦で伝わってきている」と期待を寄せる。
昨季を超える圧倒的な投球を──。チームの危機を救う〝快投〟を鷹党は期待している。












