3年連続最下位からの逆襲なるか。中日・井上一樹監督(53)が2012年以来となるクライマックスシリーズ(CS)進出へ強い意欲を見せている。
27日に行われたDeNA・三浦監督との共同会見で井上監督が掲げたのが「10月いっぱい試合するよ。そういったところを目標にします」だった。これはCS、そして日本シリーズを戦うという決意表明だった。
中日がCSに進出したのは高木監督時代の12年が最後。リーグ3位ながらコロナ禍でCSが開催されなかった20年を除けば、13年以降はずっとBクラスに沈んでいる。CSに12シーズン連続で出場できなかったのは、12球団ぶっちぎりのワースト記録だ。
それだけに井上監督は「もちろんそこを僕らの目標として、上をずっと目指していく。最低でもそこに行くよっていうことを合言葉にして。10月いっぱいやるということは、クライマックスシリーズを戦うということ。もちろんてっぺんを取りに行くという気持ちは持ちつつ、そこをまず目標に」とCS出場に強いこだわりを見せている。
「うまい具合に歯車がかみ合ってみんなが本当にいい形に回っていけば、全然僕はチャンスあると思っています。ただ、好調、不調がある中でやっぱり好調は持続したいし、不調の時にどれだけ短くするか。そういうところが多分焦点になるのかなと思います」と長いシーズンできるだけ不調時の波を小さくして乗り切るつもりだ。
「中日戦の視聴率は毎年、優勝争いから脱落する7月以降に下降する傾向にあります。でもCS出場の可能性があればシーズン最後まで視聴率は期待できます」(在名テレビ局関係者)。13年ぶりのCS進出となれば、名古屋の街が盛り上がることは必至。井上竜は1年目からドラゴンズファンを熱くすることができるか――。












