スノーボードの世界選手権(スイス)で金&銀メダルを獲得した女子アルペンの三木つばき(21=浜松いわた信用金庫)が〝真冬の祭典〟への思いを口にした。

 世界選手権はパラレル大回転で同種目五輪2連覇中のエステル・レデツカ(チェコ)に敗れて2連覇を逃したが、非五輪種目のパラレル回転ではレデツカに勝利して優勝。25日には羽田空港に帰国し「ラストレースを優勝で飾れてうれしい気持ちと、大回転の方で優勝したかったという悔しい悔しい気持ちと半々ですね」と苦笑いを浮かべながら激闘を振り返った。

 ただ、今季はW杯で日本勢初となる総合優勝を果たすなど、安定したパフォーマンスを発揮し続けた。「大きな大会でしっかりと結果を残すところを最終目標に、技術力をしっかり上げていくことを今季の半年間を通して取り組んできた。まだまだ課題点はあるとは思うけど、それでもやっぱり飛躍の年になった」と一定の手応えをつかんだ。

 開幕まで1年を切ったミラノ・コルティナ五輪の金メダルに向けては、レデツカの壁を崩す必要がある。「たくさんの方に注目していただける試合で結果を残すことは、普段から応援してくださっているみなさんへの恩返しの1つになるかなと思う。五輪での優勝は小さい頃からずっと目標にしているので、しっかりと優勝できたら」。世界選手権で得た自信を悔しさを胸に、リベンジを誓った。