競泳男子平泳ぎの深沢大和(東急)が2冠達成だ。

 20日に行われた日本選手権(東京アクアティクスセンター)の100メートル平泳ぎを制した深沢は、22日の200メートル平泳ぎでも2分7秒47で優勝。世界選手権(シンガポール)の派遣標準記録を突破し、100メートル平泳ぎに続く代表切符奪取となった。レース後には「もうとにかく勝ちたかったので、まずは勝ててすごくうれしかった。会社の人もすごい応援してくれた」と頬を緩めた。

 東急の社員である深沢は昨年のパリ五輪出場を逃し、一時は引退して社業に専念したが、上司の協力などもあって昨夏から活動を再開。紆余曲折を経ての頂点取りに「すごいミーハーだけど、100回大会で2冠できてすごいよかった。おじいちゃんとかに早く報告したい」と満面の笑みを浮かべた。

 世界選手権までは約4か月あまり。「ちょっと疲れたのでお休みします」と笑いを誘いながらも「メダルと言わず金メダルを狙って、もう夢は大きく、目標は高くいきたい」とニヤリ。次は世界をあっと驚かせてみせる。