第97回選抜高校野球大会第3日第1試合が20日に甲子園で行われ、西日本短大付(福岡)は大垣日大(岐阜)に6―0で圧勝。打線は中盤で効果的に得点を重ね、5点リードの7回には3番・斉藤(3年)の大会1号となるランニングホームランが飛び出した。先発した中野(3年)も8安打を許しながら完封。投打がかみ合い、山梨学院との2回戦に駒を進めた。
ちなみに西村慎太郎監督(53)は、同校OBの日本ハム・新庄剛志監督(53)と高校時代の同級生。昨夏は新庄監督が聖地まで応援に駆け付けたほどに昵懇(じっこん)の関係性だ。西村監督は「ひとつだけ新庄のマネをしたいなと思うのは、とにかく選手を観察していること」という。
実際、細かな目配りは伝わっている。バスでの移動時にはナインに向けて「彼女おらんのか!」と恋バナを振ったかと思えば、笑顔が少ない選手に「もっと笑えよ~!」とイジリをきかせたツッコミも披露。選手の一人も「本当に選手との距離が近くて、フレンドリーな監督なのでありがたいです」と笑顔で明かす。
ベンチではミスした選手に対しても前向きな言葉で鼓舞。チーム内からは「今日も『失敗するぐらい思いっきりやれ!』、三振してもフライを上げても『バット振った結果だから全然いいよ!』と言ってました。厳しい時もありますが、優しくて愛情のある監督です」との声も上がっていた。
春の甲子園では38年ぶり2度目の出場で初の白星をつかんだ西日本短大付ナイン。ポジティブ指揮官とともに、頂点まで駆け上がりたい。












