阪神の西勇輝投手(34)が9日の巨人戦(甲子園)でオープン戦初登板。3回を投げ切ることができず、被安打11、8失点で降板という結果になった。プロ通算124勝を誇る右腕であり、30日の開幕第3戦・広島戦(マツダ)での先発予定は変わらない見込みだが、不安も残る内容だった。
1回、先頭の門脇に左前打を許すと、続くオコエの打席でけん制悪送球。オコエの遊撃内野安打で一死一、三塁とされヘルナンデスの中犠飛で1点目を失った。その後も大城卓から浅野まで3連打を喫し、初回から3点を献上した。
2回は無失点も3回に再び炎上。二死走者なしから中山に二塁打を許し、浅野の左中間適時二塁打で失点すると、四球を挟み荒巻、門脇、オコエに3連打を許してビッグイニングを作ってしまった。
もちろんあくまでオープン戦。試すということをテーマに置いての投球ではあったはず。「使える、使えない(ボールや配球)を精査する時期でもある。来週の1週間でどこまで(投球の引き出しを)断捨離できるかを詰めていきたい」。次週の関東遠征には帯同せず、二軍戦で調整を進めるつもりだ。
「いつも通り(の投球ばかりで)は結局、何も得られない。トライしてトライし続けるだけ」とベテランは前向き。藤川監督は「本人が責任を持ってやるべき存在。それだけのキャリアを持っている。彼なりに次の登板につなげるんじゃないかと思います」と信頼は揺るがなかった。
開幕まで約3週間。今季の西勇のスタイルをどう確立し開幕を迎えるのか注目だ。












