振り込みの成果がいきなり出た。広島は23日、オープン初戦となった巨人戦(那覇)に7―2と快勝。3回一死二、三塁から1番・二俣の先制適時打、4回には堂林、末包ら2本の適時打で中盤までに5得点。G投手陣の制球難にもつけこみ、9安打で7点を奪った。

 4位に終わった昨季は、リーグ5位の415得点。打線の得点力解消が今季の最重要課題とされている中で、オープン戦とはいえ理想的な船出となった。新井貴浩監督(48)も「去年の秋からね、振る量と増やして、この春もね継続してやっているけど、明らかに振る力っていうのはついてきているので、すごくいいことだと思うし、もっともっと振らせようかなと思ってます」とニヤリ。今季の公約に掲げた「打ち勝つ試合」をさっそく体現してみせた。

 さらにこの日、昨オフに右ヒジ手術を行った坂倉が「5番・捕手」で術後、初の対外試合出場。4回には持ち味の打撃で右中間二塁打を放ったほか「6番・一塁」で出場の新外国人モンテロも3打席目の6回に、右翼線二塁打でオープン戦初安打を記録。赤ヘル打線にとっては、収穫満載のオープン戦スタートとなった。