開幕先発ローテーション入りへ、4年目左腕が好アピールだ。23日、昨年のリーグ覇者・巨人を相手にオープン戦初戦を戦った広島は、先発・森翔平投手(27)が3回4安打無失点と順調な調整ぶりを結果で示した。
16日の練習試合・対阪神戦に続く、自身2度目の先発は、内容にも見どころがあった。2回、無死から2本の安打と四球で一死満塁のピンチを背負った後も、動じることなく落ち着いて後続を処理。9番・萩尾を変化球で三ゴロに打ち取り、アウトを1つを増やした後、なおも二死満塁で迎えた1番・丸に対しては、2―2の平行カウントから「自分が投げたいところに投げられた」と146キロ直球で内角をつき、空振り三振に。直前の5球目、決めに行ったフォークをファウルでカットされた後の1球で、対打者との配球のかけ引きでも、相手を上回って、ピンチを脱してみせた。
森は3回まで毎回走者を許しつつも最速147キロの直球にカーブ、カットボール、フォークを駆使し、的を絞らせない投球で打者15人に50球を投げ「ランナーを背負ったケースでしっかり投げ切れたのは良かった」と自身2戦連続での無失点投球。一軍先発枠争いに確実に踏みとどまった。
新井貴浩監督(48)も「要所要所でいいボールが行っていた。去年の今ごろと比べて、ひとつひとつのボールに力がある」と評価した。
昨季の一軍での先発は8月以降。5試合に先発し、1勝3敗ながら防御率2・70と一軍先発陣に割って入るだけのポテンシャルは披露した。今季は開幕から1軍に定着すべく「結果にこだわって、やっていきたい」(森)と、堅実にアピールを重ねていく。












