全日本プロレス24日の東京・エスフォルタアリーナ八王子大会で、GAORA王者の宮本裕向(42)に挑戦する〝イケメン〟こと黒潮TOKYOジャパン(32)が18日、うんざりするような会見を行った。

 宮本からの指名を受けての挑戦を控えた黒潮はこの日、自ら旗揚げする新団体「アップタウン」に所属する立花誠吾、花園桃花とともに会見に出席。会見冒頭で試合への意気込みを問われるなり「なんで指名された方からしゃべるんだよ!!」と叫んで机に横になるなど面倒くささを全開にする。これに立花と花園が心底迷惑そうにする中、なぜかすんなり受け入れた宮本からは「前回、芦野祥太郎と真面目な試合をしたんで楽しい試合をしたいと思って。プロレスには、喜怒哀楽があると思うので。お客さんが『また見にきたい』と思える試合を伝えたいと思って、その相手にふさわしいのが黒潮TOKYOジャパン選手だと思います」と指名の理由を説明された。

 続いてもう一度コメントするように促された黒潮だが「俺はもう、しゃべる気がないから通訳しろ」として立花にマイクを渡し〝ささやき女将〟状態で「会見で机で寝ちゃって、アイム・ソーリー、ひげソーリー」とボソボソ話すなど何がしたいのかサッパリ分からない状態に突入。今年に入ってレギュラー参戦でなくなったと全日本への不満をぶちまけると、試合に臨む条件として「自分が勝ったら全日本プロレスTV認定6人タッグ王座にアップタウンの3人で挑戦させろ」「自分が負けたら3月15日の沖縄県立武道館に参戦させろ」との2つの条件を突きつけた。

 黒潮にしかメリットのない条件に身内の立花から「おかしいだろ」とツッコミが入るが、宮本はこれをすんなりと受け入れて「いいだろう。ただし、俺からも条件がある。もし俺が勝ったら立花が諏訪魔さんとシングルをやれ」と条件を追加。黒潮もこれをすんなり受け入れると「俺が勝っても立花は諏訪魔さんとシングルをやれ」と追加し、立花が憤慨した。

 その後、全日本の幹部に直接電話して平身低頭で条件を認めさせた黒潮は、報道陣に質問を求めながら「ノーコメントだ。アイツからマイクを取り上げろ!」と叫んだり、宮本に「なんで俺を指名したんですか?」と聞いて「さっき言っただろ」と諭されるなど延々と支離滅裂なやりとりを展開。平日の昼過ぎに行われたこの不毛な会見は約20分にも及んだが、結局メッセージ性はなかった。