ソフトバンクは25日のロッテ戦(ZOZOマリン)に0―2の零封負けを喫し、3週間ぶりの連敗となった。
相手先発・メルセデスの前に、自慢の打線が8回まで散発3安打に封じられて無得点。小久保監督は「この打線をあそこまで抑えるんやから、相手が良かった」と脱帽だった。前カードの楽天戦は2戦合計33得点。ロッテとの今カードは2試合で1得点とコントラストが話題となるが、打線は水物だけにチームに重たい雰囲気はなかった。
佐々木朗希とメルセデスの快投に屈した2試合、首位を快走するチームらしい起用があった。7年目の覚醒が期待されるリチャード内野手(24)が「7番・一塁」で2試合連続の先発出場。奈良原ヘッドコーチは「単純に彼がどれくらいいけるのかっていう能力を判断するところに尽きる。(佐々木から放った)昨日のレフトライナーも真っすぐを捉えた凡打だった。2日連続の起用で試合勘というところでも間が空くよりもいいだろうというのも加味しながら、全部トータルしてのリチャード」と説明した上で「彼が活躍してくれることが一番。第一優先」と期待の大きさゆえの抜擢だった。この日は遊ゴロ併殺、遊ゴロ、右翼線への安打で3打数1安打。前夜は好機で3球三振に倒れるなど3打数無安打だった。
今回の出番が巡ってくるまで代打待機で結果を残せていなかった24歳は、2試合続けてスタメン起用された意味をかみ締めていたはずだ。チーム内からは「代打で全然対応できていなかった中での起用。当然スタメンでダメだったら、入れ替えの対象になってくる。交流戦は代打要員が必要になる。首脳陣はそこを考慮して機会を与えている」と、戦力として見極める狙いがあったという意見は少なくなかった。
先月末にファーム再調整となったウォーカーが、25日の二軍戦で2試合連続のアーチ。限られた一軍枠の入れ替え判断は、結果がすべてだ。ファームから上がってくる〝待機組〟の報告をとどめ置くだけの結果が求められる。
試合後、悔しそうな表情で帰路に就いたリチャード。7年目の壁をぶち破れるか――。












