3年目の立浪竜が上昇気流に乗ってきた。中日は3日の巨人戦(バンテリン)に5―2で勝利し、勝率5割で3位タイに浮上。村松、三好の2点適時打、細川の2試合連続アーチと活発な打線に立浪和義監督(54)も「若い選手が頑張ることによって日替わりでヒーローが出てくれれば。中軸に中田、細川がいますからいい流れになっていくんじゃないかと思います」と手応えを得ている。

 そんな指揮官についてファンや関係者の間で話題となっているのが、2日の巨人戦で見せた「笑顔」だ。延長11回に細川が劇的なサヨナラ本塁打を放つと、立浪監督は今季初勝利をもたらした細川と熱い抱擁。その際に、過去2年間ではあまり見せたことがないような満面の笑顔となった。

 3日放送の「ドデスカ!」(メ~テレ)では2時間の放送時間中に細川のサヨナラ本塁打の場面が約10回もオンエアされるなど、名古屋のテレビ各局ではニュース番組などで同シーンを繰り返し放送。SNS上でも「この笑顔をずっと見ていたい」「立浪監督の笑顔を守りたいです」と話題になった。

 地元放送関係者の間からは「やはり立浪監督はミスタードラゴンズですから特別。立浪監督の笑顔のシーンが多くなればドラゴンズファンもさらに盛り上がる」という声が上がっている。

 また中日OBで星野監督の側近だった金山仙吉元バッテリーコーチ(72)も「星野監督は選手がいい働きをした時はすごくいい笑顔で喜んでいた。それを見た選手たちも〝監督のためにもっと頑張ろう〟とさらにやる気になっていた。立浪監督も選手が活躍したら笑顔でどんどん褒めてやればさらにチームは盛り上がるんじゃないか」と猛プッシュ。指揮官のスマイルが今季の中日躍進のカギとなりそうだ。