各局が朝から〝翔タイム〟――。元通訳・水原一平氏の違法賭博問題について米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手による声明発表が日本時間26日、テレビ各局のレギュラー番組内で生中継された。

 開始の日本時間午前6時45分を前に、同43分からフジテレビ系「めざましテレビ」、NHK総合「おはよう日本」、TBS系「THE TIME,」と次々に画面が現地ロサンゼルスのドジャー・スタジアム内に切り替わった。日本テレビ系「ZIP!」とテレビ朝日系「グッド!モーニング」も続き、定刻少し前にMLBネットワークによる生映像が流れた。メディアによる個別撮影は禁じられていた。

 大谷は水原氏の賭博発覚からチーム解雇に至る経緯を説明。6時57分ごろに終わり、質問は受けなかった。各局はその後も東京のスタジオから内容について解説。「すべてウソだった」「僕もショック」「僕自身は賭けたり頼んだりしていない」「口座に勝手にアクセス」といった声明の象徴的な文言がテロップで表示され、衝撃の事態に対する本人の認識が明らかになった。

 特に力が入っていたのはNHK。「おはよう日本」では「まもなく声明発表」と6時のトップで伝えると、声明発表後はスポーツ部デスクの解説やロサンゼルス支局長の現地リポート、練習を始めた大谷のキャッチボール姿を放送し、7時10分まで続いた。

 民放も会見を振り返ってポイントなどを整理。TBSでは「初の声明のギモン」として、質疑のある会見でなく声明になったことなどを挙げた。7時14分にテレビ朝日が別ニュースに切り替わり、同16分にフジ、同20分に日テレもチェンジ。CMなどをはさんで40分ほど続けていたTBSも7時31分に終わった。その後、民放では日テレ、テレ朝、フジが8時からの別番組で放送するなど、異例の大谷シフトとなった。