阪神・岡田彰布監督(66)も頭が痛いようで…。21日に甲子園球場室内練習場で行われた全体練習を視察したが、ドジャース・大谷翔平の通訳を務める水原一平氏が違法賭博で球団から解雇された報道について言及。大谷の精神面への影響が心配される中、この日は岡田虎にもいくつかのバッドニュースが飛び込んできた――。

 外では雪まで降り始めた底冷えする室内練習場。報道陣の前に姿を現した際、岡田監督は「水原通訳が解雇されましたね」と水を向けられると「おお、もう。ビックリしたわ。違法賭博やろ? やってしもうたなあ…」と朝食時に飛び込んできたショッキングなニュースを振り返った。

 今や名実ともに世界最高のプレーヤーとなった大谷は、日本球界の未来を今後長く背負っていくであろう大切な存在。一野球人として今回の一件には多大な衝撃を覚えたようだ。

 それにしても〝悪い知らせ〟は重なるものだ。この日の全体練習には、直近出場8試合連続安打をマークし、打率3割1分1厘と状態を上げてきた森下翔太外野手(23)が不参加。平田ヘッドは「昨日のゲーム(20日、ソフトバンク戦)でちょっとね。足を負傷したので近日中に病院で診察させる」と険しい表情で説明した。「昨日も歩いて帰ってきたでしょ」と軽症であることを強調したが、翌22日から始まる対オリックス3連戦(京セラドーム大阪)への出場は「そら分からん。明日の状態をみないと」。1週間後に迫った29日の巨人との開幕戦(東京ドーム)に影響がないとは言い切れない状況だ。

 持ち前の勝負強さと長打力を買われ、昨季は主に「3番・右翼」の要職を任された森下は、大卒2年目にして虎打線の中核的存在。「オープン戦でどれだけ負けたところで問題ない。一番怖いのは主力選手のケガだったんだけど…」と語る球団OBは「岡田さんは昨季の日本一メンバーで開幕オーダーを組むつもりだったと思う。今のスタメン野手は誰一人、代えが利かない選手ばかりだから…」と心配顔をのぞかせる。

 チーム不動の4番打者・大山悠輔内野手(29)も20日の試合前練習のウオーミングアップにだけ参加し、ゲームに出場することなく帰阪。下半身の張りを訴えているとのことで「今は無理させられへんよ。明日の状態をみる」と平田ヘッドは説明した。頼んますからこれ以上の〝虎ブル〟は勘弁してや…。