中日は16日、阪神とのオープン戦(バンテリン)に4―3で勝利した。2回に石川昂のオープン戦1号で同点に追いつくと3回には細川の右前適時打で勝ち越し。6回には細川が左翼5階席に飛び込む特大のソロ本塁打を放ち、リードを広げた。先発・高橋宏は3回5安打1失点と不安定な内容で開幕ローテ入りに暗雲。以下は試合後の立浪和義監督との主な一問一答。

 ――石川昂弥選手と細川選手に大きなホームランが出た

 立浪監督 素晴らしいホームランでした。久しぶりですけどね。何かきっかけにしてもらいたいなと思います。

 ――細川選手の一発は5階席に飛び込みましたが右打者で(あそこまで飛んだ一発を)今までに見たことは

 立浪監督 ないですね。昨日試合を見ていて、ボールの飛びが重いということを言っていたんですが、あそこまで飛ぶということはそうでもないのかなと思います。

 ――先発・高橋宏斗投手は3回1失点でしたが73球と球数がかさんだ

 立浪監督 スピードは出ているんですが、制球が定まらないのと、少しリリース(ポイント)が低いのかな、という印象を受けました。

 ――接戦でタイガースを破った

 立浪監督 いいところもたくさん出ましたし、もちろん毎試合ごとに課題も出るんですが、一つひとつクリアしていけるように。あとは主力の調子を上げていけるようにやっていってもらえればいいかなと思います。 

 ――昨日、開幕投手は決まっていると言ってましたが、まだ口には出さない

 立浪監督 そうですね。

 ――石川昂の本塁打について

 立浪監督 緩いボールをうまく拾ったという感じですけど、試合で打つことによって何かヒントであったり変わってくることもあると思う。明日は才木投手ですか。速いストレートを投げる投手なのでどう対応できるか。ただ結果が出ることは悪いことではない。

 ――高橋宏斗投手が3イニングというのは予定よりも短い

 立浪監督 スピードガンの数字は155キロとか出ているんですけど、バッターの反応を見るとあれだけスピードが出ていても真っすぐを打ち返される。打者はスピードガン以上のスピードを感じていない。それはやはり体の開きとか、ベンチから見ていてですけどリリース(ポイント)が良かった時よりもまだ低い。その課題が今日は出たのかな、と思います。

 ――高橋宏斗投手は(降板後のインタビューで)「今のままでは開幕ローテに入るのも難しい」と言っていた

 立浪監督 本人がわかってくれていたらいいんですけど、やはり期待する投手でもありますし、今、中途半端な状態で開幕(ローテ)に入っても、ということもちょっと考えないといけないかなと思っています。

 ――それはもう一度調整する可能性も

 立浪監督 ちょっと投手コーチと話し合いながらこれから決めたいと思います。

 ――練習に田中幹也選手がいなかった

 立浪監督 今日ちょっと体調を崩しまして休ませました。

 ――藤嶋投手が昨日、負傷(右内転筋損傷と発表)した

 立浪監督 本人と会って話してないので症状まではわからないが、しばらくかかるのは間違いない。おそらく開幕は難しい。

 ――8回の攻撃では無死二塁から無得点

 立浪監督 あそこで1点取れないからあわや同点、逆点というピンチになった。野球には流れがある。追い込まれたら何とかランナー進めてくれるとかしていかないと。なかなかここ(バンテリンドーム)では点が入らない。一つひとつ、そういったことを反省して次に生かせるようにチーム全体でやっていかないといけない。

 ――(腰の違和感で前日、静養した)ディカーソンが打撃練習を行った

 立浪監督 本人は出たいということを言っていますけど、明日また様子を見て決めます。