【フロリダ州フォートマイヤーズ14日(日本時間15日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は敵地クリアウォーターで行われたフィリーズとのオープン戦には出場せず、キャンプ地のアジリティ・フィールドでミニハードルなどを使ったスプリント系のトレーニングメニューを行った後、練習フィールドに移動してフリー打撃を行った。

 前日同様、吉田は打ち始めで多くのポップフライを打ち上げていた。しかし、表情を見ると特に首を傾げているわけでもなかった。「とりあえず、ゴロを打たないようにという感じ。ゴロから合わせていくのではなくて、フライから合わせるという(これまでとは)逆の発想で行くぐらいでいいのかなと」。その意図を明かした。

 1年目の昨季、特に後半は内野ゴロが増えた。2年目の今季は打球に角度をつけることをテーマとしている。日本の人工芝球場なら外野まで抜けて安打になった強いゴロが、内野が天然芝の大リーグ球場では「二塁ゴロになったりしますからね」と吉田。今キャンプでは屋外でのフリー打撃よりも「中(室内)での打撃練習の方が重要かもしれない。外だと力んで(身体が)開いたりしちゃうし、(中だと)やりたいことにフォーカス出来る。周りの目もないし、自分で入り込めるので。ちょうど(室内の)あのネットの上を越せば(打球角度が)19度、20度ってところがあるので、そこを目指して打つ」。

 吉田は2日前に出場したカージナルスとのオープン戦出場後、実戦でも「いい数値が出ていると聞いている」と話した。つまり、打撃の内容的には一定の成果が現れているということだ。では、それはどのような数値のことを言っていたのか。

「バレルゾーンと呼ばれる打球の角度(26~30度)と、ボールに対して(入るバット)の角度だったり、(打球の)スピードですね。練習でやっていることを実戦でどう落とし込めるか。練習では常に完璧に出来てこないと。(練習で)ダメだったら実戦では無理だろうという感じで」。しっかりとした意図を持ち、日々の練習に取り組んでいる。