オリックスの中嶋聡監督(53)が異例の番組出演でファンを驚かせている。日本一監督になってもメディア出演をしてこなかった指揮官は26日にTBSラジオ「石橋貴明のGATE7」に登場。石橋から「なぜ出てくれたんですか?」と聞かれ「初めてですね。あんまり好きではない。あんまり(出演は)ないです」と照れくさそうに話した。

 改めて日本一の実感を聞かれると「選手の時は自分たちのやることをやっていたけど、監督ではいいことも悪いこともすべて自分のせいと思ってやっていた。1つも勝てなかったらどうしよう、から始まって終わったらホッとした。(日本一で)思考がストップした。もう何も考えなくていい。次の日は体が動かなかった」と振り返った。

 レッドソックスに移籍した吉田正尚には「チャンスがある時に(メジャーに)行って頑張ってほしいというのは本当に思うんです。抜けたのはかなり痛いけど応援したい」とエールを送り、FA加入の森友哉には「打てるキャッチャーというのは大きい存在」と期待を寄せた。3連覇に向け「この2年間で消化ゲームなしでやってきた。最終戦まであきらめずにやってきた。パ・リーグは気を抜いたらどの順位になってもおかしくない。どんな展開になっても粘ってやっていく」と誓った。

 また、WBC組で注目され、中嶋監督がオリックスのキャンプインの際に体重オーバーで叱責した宇田川優希についても言及。「ヒザに痛みがあった選手。このままならどうするんだって話していた。体重7~8キロ増でふざけるな、と。栗山さんにもホントに宇田川で大丈夫ですか、と。途中で帰されたら他の投手が行かなきゃいけない。他の球団の選手に迷惑がかかる。お願いだから人様に迷惑はかけないで、と」と経緯を明かした。