ロッテ・佐々木朗希投手(22)が3日の西武との練習試合(高知)に先発し、2回を投げて2安打2四球1失点で2度目の実戦登板を終えた。

 初回は制球が定まらず、左打者の外角に直球が抜ける場面もあったが、2回はわずか8球で打者3人を料理した。本人は「中身だけ見たらちょっと荒れていたんですけど、感覚自体は徐々に良くなっている。あとはタイミング」。すでに内定している開幕3戦目の日本ハム戦(31日、ZOZOマリン)に向けて調整を進めていく。

 オフにはポスティングシステムによるMLB移籍を要望したとされ、球団との契約が越年。プロ野球選手会から脱退していたことも明らかとなり、ロッテと5年目の契約を結んだのは1月末だった。

 メジャー関係者は現段階での調整ぶりについて「順調かどうかは分からないが、米国での活躍を目指している投手がチームの(先発)3番手というのは心もとない。彼の課題は『耐久性』の一点。とにかく今年はシックスメン・ローテーション(日本式の中6日登板)を1年間守って批判を結果でねじ伏せてほしい」と動向を注視している。

 その佐々木は今年11月に23歳となる。シーズン後のオフにポスティング移籍を実現させたとしても「25歳未満」に当たるため、現行のMLBの制度ではマイナー契約しか結べない。前出の関係者は「ある意味で、大谷君の時と同様に〝バーゲンセール〟でローテーションの1番手候補を獲得できるわけですから、リスクは少ない。その時点で課題(耐久性)を克服できていなければ、そのままマイナーで投げさせることも、メジャーで間隔を空けたシックスメン・ローテーションで投げさせてもいい」と語った。

〝年齢の壁〟もあり、メジャー球団垂ぜんの右腕を数億円程度で獲得できるなら、願ったりかなったりだ。まずは中6日登板でローテを回ることができるのか。怪物の覚醒が待たれる。