ドジャースの山本由伸投手(25)は28日(日本時間29日)に敵地アリゾナ州サプライズでのレンジャーズとのオープン戦に先発で“メジャー”初登板し、2回を1安打無失点、3三振と好投した。米メディアは一斉に速報した。

 AP通信は「山本由伸は水曜日(28日)のオープン戦デビューで2回無失点で3三振を奪い、日本の右腕が大リーグのエースになれるとドジャースが信じている理由をのぞかせた。彼は19球のうちストライクを16球投げ、彼を日本でスターにした非の打ちどころのない制球力を見せつけた」と絶賛した。

 CBSスポーツ(電子版)は「火曜日(27日=同28日)にドジャースのオープン戦デビュー戦で大谷翔平がホームランを放った翌日の水曜日、ドジャースはもう一つの新しいおもちゃを披露した。山本の投球は、メジャーで著しく成功することが期待されている」と期待を寄せた。

 地元紙オレンジカウンティー・レジスター(電子版)は「ドジャースの山本由伸がオープン戦デビューで魅了」の見出しで大谷が観戦したことをクローズアップした。

「山本由伸にとって初のメジャーリーグ打者との決闘が終わったとき、大谷翔平はドジャースのダッグアウトからの丁寧な拍手でこの機会を記憶した。大谷でさえ、メジャーリーグ打者と対戦する同胞の初登板を逃したくなかったのだ。大谷はすでにこの日のトレーニングを終え、レンジャーズ戦に出場しないにもかかわらず、わざわざ(車で)30分かかる遠征先に登場した」

 そして制球力抜群の投球を「16ストライクと3三振を伴う19球は、ドジャースにとってこれ以上にないほどコンパクトなものだった」と高く評価した。

 MLB公式サイトは「山本は素晴らしい春のデビューでほぼ完璧に近い」と絶賛するとこう続けた。

「大谷翔平が(前日の)最後の打席で誇大な宣伝を上回る2ランを放ち、ドジャースはようやく10億ドル(約1500億円)計画の最初の部分を楽しむ機会を火曜日に得た。その翌日、山本由伸が、大リーグ史上最も高価な投手であることに伴う期待と誇大宣伝の価値があることを示す番だった。それはオープン戦ではあったが、山本は彼がこれまでで最も獲得を熱望されたFA選手の一人である理由を正確にのぞかせました」

 ようやく一歩目を踏み出した山本。開幕に向け調子を上げていく。