WWEのPLE「イリミネーション・チェンバー」は、24日にオーストラリア・パースのオプタス・スタジアムに5万2590人の大観衆を集めて行われ、プロレスの祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)へ向けて激闘が繰り広げられた。

 メインでは地元のオーストラリア・アデレード出身の女子世界王者リア・リプリー(27)が、ナイア・ジャックスを相手に防衛戦。闇落ち軍「ザ・ジャッジメントデイ」の〝マミー〟として活躍するが、この日はドミニク・ミステリオら悪の仲間をセコンドに就けず、真っ向勝負を展開した。巨体のナイアが繰り出すパワー殺法に苦しみながらも、大歓声を背に雪崩式ブレーンバスターで逆転。ハイキックから必殺のリップタイド(変型ボム)でナイアを沈め、ベルトを守った。

 試合後はリングサイドの家族に祝福され、バックステージでは歓喜の涙を浮かべながらインタビューに答えた。これにより「レッスルマニア40」で〝マミー〟は、この日ビアンカ・ベレア、リブ・モーガン、ナオミ、ティファニー・ストラットン、ラケル・ロドリゲスが出場の女子チェンバー戦を制した〝ザ・マン〟ベッキー・リンチの挑戦を受けることが決定した。

 ドリュー・マッキンタイア、ランディ・オートン、ケビン・オーエンズ、LAナイト、ボビー・ラシュリー、ローガン・ポールが出場した男子チェンバー戦は大激戦に。試合途中でAJスタイルズが乱入。遺恨のあるLAナイトを襲撃し、KOしてしまった。マッキンタイアがナイトをフォールして排除すると、〝毒蛇〟オートンが背中の故障を抱えながら必殺のRKOを連発。ブラスナックルをはめた登録者数2350万の人気ユーチューバー・ローガンにも、驚きの角度からランニング式RKOを決めて3カウントを奪った。

 最後はV候補のオートンとマッキンタイアの一騎打ちとなり、毒蛇が一瞬のスキを突いてRKO葬。完全に決まったところで、場外に倒れていたローガンがリングに乱入。メリケンサックをはめた右拳でオートンをKOした。マットに倒れた毒蛇をまたもマッキンタイアがカバーして、〝タナボタ〟で勝者に…。これにより、元WWE王者のマッキンタイアが祭典で世界ヘビー級王者セス・ロリンズに挑戦することになった。

 また、祭典メインで絶対王者ローマン・レインズとWWEユニバーサル王座戦が決定した〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスが、「祭典メインまで俺は暇だ。お前とサシで勝負したい」と、レインズ率いる「ザ・ブラッドライン」入りしたザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)との対戦をぶち上げた。これに世界王者ロリンズがパートナーに名乗り。祭典初日に何とコーディ&ロリンズvsロック様&レインズのスーパータッグ戦が浮上した。

「イリミネーション・チェンバー」は「ABEMA」にて放送された。また、「レッスルマニア40」は、日本時間4月7、8日の午前8時から「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて日本語実況&英語実況で生中継される。