新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(41)が、V1戦(24日、札幌)で迎え撃つSANADA(36)属する「Just 5 Guys(J5G)」に他ユニットとの吸収合併を提案だ。札幌決戦は同王座戦を含む「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」とのシングル5番勝負。主力選手の退団が相次いだ団体において、ユニット再編の有用性を説いた。

 メキシコ・CMLLとの合同興行「ファンタスティカマニア」は19日後楽園大会でフィナーレを迎えた。全大会に参戦した内藤は不出場のSANADAに来場を呼びかけていたが、その姿はなし。「SANADAが今日、会場に来てくれるんじゃないかな、なんて期待したんだけどね…。期待した俺がバカでしたよ」と自身のむちゃぶりを棚に上げて断罪した。

 挑戦者の実力は認めているものの〝発信力不足〟への不満は、ベルトを奪取した1月4日東京ドーム大会以前から変わらない。加えて札幌決戦でLIJとの5番勝負が組まれたJ5Gに対する評価も手厳しい。

「ユニットをつくった最初がピークで、そこからずっと右肩下がりの印象ですよね。『新しい景色』という言葉を使ったなら、もっと自分たちにしかできないことはなかったのかなと。安易に聞こえのいい単語を出しただけで中身はなく、実際は何も考えてなかったというのが浮き彫りになってる気がしますね」と斬り捨てる。

 さらに現状の新日本マットを見渡し「本隊の中にストロングスタイルとかG.o.Dとかあったり、バレットクラブの中にもチームがあったり。ちょっと多すぎて、見ている人がワケ分かんなくなっちゃったら本末転倒ですよね」とユニットの細分化が顕著だと指摘。今年に入りオカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイ、タマ・トンガと主力選手の退団が相次いでいる現状もある。

 そこで「それぞれいろいろ考える時期に来ているかもしれない」とした上で「主義主張があること自体はいいんですけどね。ただ、現状のJ5Gには特に主張も見られないわけですし、たまに見られたとしてもユーチューブの宣伝ばっかりですよ。だったらどこか他のユニットとくっつくことは可能なんじゃない?」と提案した。

「何も解散マッチとかじゃないですよ。(5番勝負に)負けたらそうした方がいいんじゃない?って話で。分裂して活性化するならいいんですけど、結局は地盤沈下しているように見えるんですよね。そう言えば分裂と言えば…(以下略)」と最後は話が脱線。王者としてはもちろん、日本一の人気ユニットの威信にかけても札幌決戦は負けられない。