新日本プロレスの鷹木信悟(40)に、まさかのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)脱退の可能性が浮上した。24日神戸ワールド記念ホール大会で一騎打ちするグレート―O―カーンからユナイテッド・エンパイア(UE)入りの〝オファー〟を受けているが、なかなか結果が出ない現状に迷える胸中を告白。IWGP世界ヘビー級王者SANADAに続き、今年2人目の離脱者が生まれてしまうのか。
神戸決戦を前に、鷹木は意外な提案を持ちかけられている。オーカーンからユニット脱退を勧められ、連合帝国の「日本人枠」が空いているとして移籍の勧誘を受けた。
これに否定的な発言を繰り返してきた鷹木だが、手渡されたUEのTシャツはいまだに破り捨てられずにいる。そこで本人を直撃すると、複雑な胸中を明かした。
「1ミリもうらやましいと思わないと言ったけど、LIJを辞めたEVILとSANADAがメイン戦線でやっているのは事実。別にLIJに不満があるとかじゃなく、結果が出ていない中、俺自身はこのままでいいのかって思いが、シャツを破り切れなかったことにつながってる気はするよね」
ユニット離脱後に団体最高峰王座を手にした2人とは違い、鷹木はLIJの一員として2021年6月にIWGP世界王座を奪取。同年のプロレス大賞MVPにも輝いた。しかし、今年は2月のIWGP世界王座挑戦失敗、4月のKOPW陥落と低迷が続いている。
捲土重来を期したG1クライマックスでも決勝トーナメント進出を逃した。LIJの盟友・内藤哲也の優勝を「素直におめでとうって思えたわけじゃないし、そこに立てない自分がいることに、悔しい気持ちは間違いなくあった。同い年で切磋琢磨してきたライバルなわけだから」と振り返る鷹木は、G1後の英国遠征でもウィル・オスプレイに敗北。G1公式戦ではHENAREに土をつけられており、オーカーンに敗れれば対UE3連敗という泥沼に陥る。
まさに背水の陣となる一戦に向け「第2の故郷である神戸でオーカーンに負けるようなことがあれば、自分の立ち位置は考えなければいけないよね」と悲壮な決意を表明。UE移籍の可能性についても「100%ないとは言い切れない話」と完全否定はしなかった。
もちろん簡単に軍門に下るつもりは毛頭ない。勝った場合の条件を「聞くまでもなくLIJのメンバーは『オーカーンはいらない』と言うだろうから、お前こそエンパイアを抜けて、本名に戻してストロングスタイルにでも行ったらどうだ?」と提示するなど、ジャイアニズムは健在だ。
ともあれ、鷹木までLIJ離脱となれば一大事だけに、神戸決戦は風雲急を告げてきた。













