中日・岡林勇希外野手(22)がドラゴンズ応援大使の「SKE48」熊崎晴香(26)に逆襲を誓った。昨年、球団記録となる29試合連続安打を達成し2年連続ベストナインにも輝いた岡林だが、全く満足はしていない。侍ジャパンの同世代選手たちとの交流を通じて「もっと上を目指したい」という思いを強くした竜のリードオフマンは「180度違う考え」でさらなる飛躍を目指す。
熊崎 昨年はフルイニング出場に29試合連続安打と大活躍でしたが、どんな1年でしたか。
岡林 正直言うとあまり良くないなというところが一番でした。7月まではいい状態で来たんですけど、そこでちょっと失速したというか…。勝ちを見に来ているのに、あれだけ負けが続くと自分たちも苦しいし、見ているファンの方もつらいと思うので反省する部分が多かったと思います。
熊崎 記事や番組での岡林選手の発言を見ていると、自分に厳しい方だなという印象を受けました。だからこそ2年連続の大活躍につながっている。
岡林 5年目ですけど、まだまだ全然上のレベルに達してないし、考え方は未熟なので満足してる暇もない。(中日は)最近、Aクラスというか、クライマックスシリーズに出られていない。ファンの方々も見たいでしょうし、僕も一度経験したいなと思ってます。
熊崎 昨年11月には侍ジャパンの一員に選ばれて「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に出場されたじゃないですか。刺激を受けたこととかありますか。
岡林 近い年代の選手ばかりでしたし刺激を受けました。もっと上を目指したいという気持ちにすごくなりましたね。
熊崎 オーストラリア戦のベンチで阪神の森下選手からバットにパワーを注入してもらった後、ヒットを打ったシーンがすごく印象的でした。
岡林 バットに念じてもらったのは、それまで結果が出ていなかったので打ってる人にちょっとゲン担ぎをしてもらったというか(笑い)。森下さんや秋広(巨人)、それに小園さん(広島)もウエスタンでつながりもあったので、いろんな方とご飯に行きました。やっぱり年代が近いと話も盛り上がったりするので。
熊崎 どういう話をされたんですか。
岡林 野球の話もしますし、趣味やプライベートの話もしました。同年代なので高校時代に盛り上がった話題とか。そういった話で打ち解けたところもあると思います。
熊崎 何が一番盛り上がりました?
岡林 なんだろうな。結局は野球の話が一番盛り上がっちゃうのは事実かな。野球についての考え方の方が話が深くなっていく。ワイワイと盛り上がるというより他の人たち、他のチームの考え方などを深く話したのが一番の盛り上がりというか、ずっと長い話になりましたね。職業が野球ですし、共通しているのは野球なので。
熊崎 印象に残っている言葉とかありますか。
岡林 言葉というより僕はどちらかというと投手の話についていろいろ聞いていて。
熊崎 投手の考えを聞いた上で自分の打撃技術の向上に持っていく。
岡林 そうですね。バッターの話ばかりになると行き詰まる部分もある。去年はチャンスになればなるほど行き詰まるというか、相手がピンチなのに自分たちがのまれているような状態になっていた。投手はこういう場面はこう考えているとか、焦っているとか分かると打席に入る前に“相手はこういうことを思っているんだろうな”と考えるだけでも少し自分の方が優位に立てるし、気持ちが楽になる。真逆を考えたらいいというのは話しましたね。180度違う考えをすれば何か違うものが見えてくる。自分も投手をやっていたのでイメージも湧きやすいですし、今年のシーズンに向けてもいい方向に向いたのかなと思います。
(【#2】に続く)













