新日本プロレス「ワールドタッグリーグ」優勝決定戦(10日、熊本)の前日記者会見が9日に行われ、IWGPタッグ王者の「毘沙門」こと後藤洋央紀(44)、YOSHI―HASHI(41)組とSTRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ(32)、エル・ファンタズモ(37)組が互いに闘志を燃やした。

 全16チームが参加した今大会の頂点を争うのは、ともに新日本プロレスが管理するタッグ王者同士。ともにBブロックから勝ち上がった両チームは公式戦(11月21日、後楽園)で対戦しており、ヒクレオ&ファンタズモが勝利を収めている。

 なぜかエルフのコスプレ姿のヒクレオとファンタズモは、気の早いことに「WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS」を流しながら、サンタの格好をした邪道とともに登場。ヒクレオは「クマモト! メリークリスマス。ビシャモン! メリークリスマス。俺たちはクマモトの皆さんにクリスマスプレゼントを届けるために今日やってきました。ビシャモンは歴史上もっとも素晴らしいタッグチームの一つだ。しかし、明日は3連覇をすることはできない。俺たち新世代がお前たちを止めてやる」と豪語した。

 さらにファンタズモも「ゴハン、オイシイ。ヒクレオも言ったように、新世代が新日本を支配する。ヒクレオは海野翔太、成田蓮、辻陽太、上村優也たちとそんなに年齢が変わらない。だけどその4人と違うのは、彼は元STRONG無差別級王者であり、現STRONG無差別級タッグ王者だということだ」と豪語。

 続けて「今年のWTLは厳しい日程だった。休みは1日しかなかったし、今日の休みもこうして記者会見に出ている。俺も首を痛めているが、G1クライマックスと違って今回のリーグ戦はそばにタッグパートナーがいる。本当の戦いをコイツと見せたいと思う。優勝して、3週間後にレッスルキングダム(来年1月4日、東京ドーム)に出場する。そして東京ドームでIWGPタッグ王者になってみせる」と青写真を明かした。

 迎え撃つ毘沙門は、史上初の大会3連覇に王手をかけている。YOSHI―HASHIは「俺たちも体がすごく痛いです。お互い、ケガとかしながらよくここまで来れましたね。でも、タッグの絆、2人の絆を見せて、このトロフィーをもらうのは俺たち毘沙門です。毘沙門として最高の戦いを見せて、ごっちゃんと3連覇を果たします」とキッパリ。

 後藤も「決してコンディションがよくない中でここまで来れたのは、やっぱりよっちゃんのヘルプがあったから。明日は2人の絆を見せつけて、3連覇という偉業を達成します。自分はキャリア20年になりましたが、まだまだ時代は渡せません」と、高らかに宣言していた。