DDTのシングルリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」が26日に後楽園ホールで開幕し、全日本プロレスの世界タッグ王者「斉藤ブラザーズ」の弟レイ(36)が白星発進を飾った。

 極悪集団「ブードゥーマーダーズ」に属するレイはBブロックにエントリーし、ユニバーサル王者のMAOと激突。序盤から激しい場外戦を展開した。リングの周りでMAOを引きずり回し、悪の限りを尽くす。

 だが、DDT屈指の空中殺法の使い手であるMAOに苦戦。掌底で場外に吹き飛ばされると、ラ・ケブラーダをくらい窮地に陥った。それでもリングに戻ると奇声を発しながら強烈なチョップで反撃。さらにショルダータックルで圧倒的な強さを見せつけ形勢逆転に成功した。

 10分過ぎ、コーナーに上ったMAOを追いかけ、雪崩式のブレーンバスターを炸裂。一気に流れを引き寄せると、頭突きを見舞い動きを止める。最後はドリル・ア・ホール・パイルドライバーで完璧な3カウントを奪った。

 試合後、上機嫌のレイは「フォー! 俺にシングルの実力もあったってことを見せつけることができたと思う」と満足げな表情で語った。

 次戦(12月2日、東京・新宿フェイス)の相手は〝大鵬3世〟こと納谷幸男。「前からずっとバチバチにやってきたから楽しみだな。必ずあいつをぶっ潰して、俺の方が上だってことを証明してやる。楽しみにしてろ!」と宣戦布告した。

 なお、納谷もこの日、前KO―D無差別級王者クリス・ブルックスに勝利。互いに1勝同士で直接対決を迎えることとなった。