18年ぶりのセ・リーグ制覇と38年ぶりの日本一を達成した阪神が23日、神戸と大阪の2か所で優勝パレードを行った。

 岡田彰布監督(65)やナインは3台のバスに分乗し、午前11時から神戸、午後2時からは御堂筋でパ王者のオリックスと交互にパレードを実施。祝日だったこの日は天候にも恵まれ、沿道には大勢のファンたちが詰めかけ、午前中のパレードは26万人が大集結した。

 優勝チームにしか味わえないビッグイベント。岡田監督は「いやいや、もうこんなにたくさんの人に集まってもらって。とにかくすごかったですね」と感謝を口にし「やっぱり『ありがとう』という言葉が多かったんでね。1年間やりきったという感じ。そういう『ありがとう』という言葉を聞くとね、本当にやったんだなと思いますね」と喜びをかみしめた。

 祝福の嵐を浴び、優勝した実感をいっそう深めた格好だが、やはり手を振り続けるのも大変なようだ。「とにかくね。手振るの、両肩だいぶ疲れてますね」と〝本音〟もポロリ。もっとも、心地よい疲れなのは言うまでもない。

 日本一を達成してまだ1か月も経過していない。岡田監督は「もう少し優勝の余韻に浸りたい」としつつ「1年間戦って成し遂げたという達成感をヒシヒシと今日は感じましたね。やっぱり勝たないといけない。声援に応えていい成績を残して最終的には勝つというね。それが勝負の世界」。しばしの間は体を休め、今度は連覇に向けて動き出す。