阪神は21日から一軍主力勢の契約更改交渉が本格的にスタート。虎の守護神として最多セーブに輝いた岩崎優投手(32)は、昨オフに締結した総額8億円の4年契約2年目を現状維持でサイン。扇の要としてチームをけん引した梅野隆太郎捕手(32)も、現状維持の1億6000万円で来季の契約を更改した。
チームは今季、38年ぶりとなる悲願の日本一に輝いた。今後はバラ色査定による高額年俸選手が続出することは必至だ。当然ながら、自身の選手としての価値やステータスを大きく向上させてくれた岡田彰布監督(65)の求心力も青天井で上昇している。
梅野は「日本一になれたのも、監督の考えである守りの野球ができた結果。佐々木朗(ロッテ)と対戦した時も『そんな簡単に点が取れる相手じゃない』という前提からスタートして『低めのコースなら、見逃し三振はOK』という具体的な方針を示してくれた」と百戦錬磨の知将の手腕に感服。「気持ちも熱いですし、人情もある。日本シリーズでも、湯浅を起用して再起させた。勝負勘だけでなく引き出しも多い方ですよね」と多大な影響を受けたことを明かす。
今季から「普通にやる」と〝岡田語〟を踏襲したようなコメントが増えた岩崎も「特別なこと、難しいことは言わない方。おのおのができることをしっかりやれば、ある程度の結果が出せることが分かった」とし、ナインの間に「岡田の考え」が浸透したと振り返る。
大卒6年目の若虎・島田は年俸3000万円でサイン。「今年の春からチームのレベルがどんどん上がっていった。僕が言うことではないかもしれませんが、やはり岡田監督の手腕がすごいのでしょうね。負けてる試合でも1点差、2点差なら全然イケるぞという雰囲気があったことは、ベンチにいた誰もが感じていたと思う。自分も負けずに来季こそはレギュラーを奪いたい」と誓う。
リーグ制覇から長く遠ざかっていたチームを、就任1年目でいきなり頂点にまで導いた虎のカリスマ指揮官。2024年はどのような野球を見せてくれるのだろうか。(金額は推定)












